~FX為替取引~取引所取引

FX取引には取引所取引というものがあります。
通常のFX業者と取引を行うものを「店頭取引」と言いますが、これは取引所を通さず売買の相手はFX業者になります。「取引所取引」というのはFX業者はあくまでも仲介であり、直接の売買相手は取引所ということになります。その違いをここで少し比較してみましょう。
まず「店頭取引」の場合は預けている証拠金はFX業者に管理されています。一方「取引所取引」の場合、その証拠金は全額取引所に預託しければならないと義務づけられています。そうすることによってもしFX業者が倒産するようなことがあっても、後者は取引所によって証拠金が全額保護されることになります。前者の場合はFX業者が管理しているため、状況によっては業者倒産のあおりを受けて預けていた証拠金は保護されないかもしれません。
また税金面でも両者では条件に違いがあります。
「店頭取引」では、為替差益やスワップ金利などを雑所得として給与と合算して申告しなければなりません。けれども確定申告しなくても良い場合もありますので自分に当てはまるかどうかよく検証してください。もしあなたがサラリーマンで年収2000万円以下、給与所得以外の所得が20万円以下(複数社から給与所得がないこと)という条件を満たしていれば特例として確定申告は不要です。FXの利益が20万円以上の場合は確定申告してください。税率は所得に応じて5~40%の6段階に分けられており、所得が高ければ税金も上がります。
「取引所取引」では、利益があれば他の所得とは別として「申告分離課税」の対象となります。税率は一律20%となりますが、もし損失が確定したなら「取引所取引」のメリットとして損失分を翌年以降に繰越することができます。
上記のように、「取引所取引」の方が低い税率になるときもあるので比べてみた方が良いでしょう。
特に初心者の場合、JASDAQ株価の変動や円高に日々気を配り、利益や損失に一喜一憂するあまり、税金のことを忘れがちになることもあります。損は困りますが、所得が上がれば税金も高くなるので注意と自覚が大切ですね。

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